お肌のくすみは顔色が悪く見えて、不健康な印象を与えがちです。
特に加齢によって『くすみ』の悩みは増えてきます。『くすみ』とひと言にいってもタイプがあるのを知っていますか?
タイプによってケアの仕方も変わるので、まずは自分がどのタイプなのかを知る事が大事です!
タイプ別にご紹介していきたいと思います。
くすみとは?
くすみとは肌の赤みが減り黄色みが強く表れ、肌ツヤや透明感が減っている状態を言います。それには様々な原因があり、タイプによって改善する方法も違ってきます。
大きく分けると以下の5つのタイプがあります。
- 乾燥タイプ
- 血行不良タイプ
- 角質肥厚タイプ
- メラニンタイプ
- 糖化タイプ
ひとつずつ紹介していきます。
乾燥タイプの特徴とスキンケア
キメの乱れが目立ち透明感やツヤが失われている状態の人が、『乾燥タイプ』となります。
なぜ?
加齢などによる乾燥が進み、キメが乱れる事にあります。
肌表面がデコボコしており光が乱反射するため肌がくすんで見えてしまいます。
あすすめのスキンケアは?
何よりも大事なのは保湿です。保湿効果の高い美容液や保湿パックなどがおすすめです。
セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどの成分の化粧品を選んでみましょう。
血行不良タイプの特徴とスキンケア
血色が悪いため、顔色が悪く見えて青みが強い青黒い人が、『血行不良タイプ』となります。
なぜ?
疲労や特に睡眠不足などで血行が悪くなっていることが原因と言われています。
そのことで、肌がくすんでしまいます。
おすすめのスキンケアは?
まずは血行を良くする必要があります。体全体のマッサージやフェイスマッサージ、フェイスホットタオルなどがおすすめです。
カプサイシンで温め、ビタミンE誘導体・炭酸などの刺激で血行促進をはかりましょう。
角質肥厚タイプの特徴とスキンケア
角質肥厚は、グレーっぽい色で顔よりも『ひじ』や『かかと』などで目立つのが『角質肥厚タイプ』となります。
なぜ?
ターンオーバーの周期が遅い事が原因で角質が分厚くなってしまっている状態です。
角質が分厚くなると肌はくすんで見えてしまいます。
おすすめのスキンケアは?
顔には顔用のピーリング・スクラブ洗顔や、洗顔後のふき取り化粧水などがおすすめです。
『ひじ』や『かかと』などもボディ用のスクラブクリームなどを使って定期的にケアしてあげましょう。
乾燥肌さんはピーリングのやりすぎは肌の乾燥をひどくするので注意が必要です。ピーリングの後はしっかり保湿をしましょう!
メラニンタイプの特徴とスキンケア
肌全体が色むらになり、黄色みっぽい肌色をしているのが『メラニンタイプ』になります。
なぜ?
紫外線や摩擦などによってメラニンが生成され、その後のターンオーバーの働きが悪い状態です。
結果、メラニンが排出されずに蓄積されるために色素沈着を起こして、肌がくすんで見えてしまいます。
おすすめのスキンケアは?
紫外線を浴びないようにしましょう。日焼け止めでしっかりカバーし、美白ケアの化粧品を使います。
また、ターンオーバーを正常にしてあげるスキンケアを心がけましょう。
糖化タイプの特徴とスキンケア
茶色っぽい、黄色みがかった肌色をしているのが『糖化タイプ』になります。
なぜ?
肌の中で、タンパク質と糖が結びついて『AGEs』を作り出してしまう肌状態です。
『AGEs』は褐色ですので、肌を茶色くくすんだ肌色にしてしまいます。
おすすめのスキンケアは?
糖化タイプの人は、スキンケアの他に生活習慣の改善も特に必要です。
まずは、糖の取りかたを見直してみましょう。酸化が錆びなら、糖化は焦げです。
スキンケアでは、ビタミンC誘導体・クエン酸などの成分を意識した化粧品を取り入れましょう。
まとめ
くすみは見た目の印象を暗くしてしまいます。くすみのない健康的な肌はそれだけでとても魅力的です。
ひと言に『くすみ』といってもタイプがあることが分かりました!自分がどのタイプなのかを知る事で、適切なケアをすることが出来ます。
今から紫外線を浴びる事も多くなる季節となるので、夏の終わりにさらに『くすみ』に悩まないように紫外線対策もしっかりしましょう。
透明感のある肌を目指して頑張りましょう!