ベースメイクってどこまで?そんな声を聞くことがあります。
顔を洗って、メイクが完成するまでには大きく分けて3つの工程があります。
その2番目の工程が『ベースメイク』と言いいます。
ベースメイクの役割と選び方を解説していきましょ~!
ベースメイクとは
ベースメイクとは、スキンケアで肌を整えた後の工程で、ポイントメイクに入るまでの段階を指します。
- 化粧下地
- ファンデーション
- フェイスパウダー
となります。スキンケアでしっかり肌を保湿し整えたら、ベースメイクで土台を作って行きます。
工程はたったの3つなのですが、ベースメイクでどこまで理想の肌に近づけるかが重要です。
化粧下地
化粧下地には、毛穴や肌のきめを整える役割があります。この後肌にのせるファンデーションをしっかり密着させるためにも化粧下地はとても重要です。
よく化粧が崩れると言う悩みも多いですが、化粧下地をしっかり使う事で化粧崩れ防止にも繋がります。
- 色補正の役割
くすんだ肌を明るくし、整える事が期待できます。くすみをファンデーションで分厚く隠すなくても、化粧下地でカバーできます。 - 光の役割
光沢やツヤを出すタイプで、顔に立体感を演出することもできます。 - 日焼け止め(UVカット)の役割
日焼け止めが化粧下地の役割になっているものと、化粧下地が日焼け止め成分入りのものとあります。
両方を使う方もいますが、肌に負担がかかる事もあるので室内での活動なのか野外での活動なのか、シーンに合わせて使う事をおすすめします。
コントロールカラーで肌悩みを解消しちゃお!
最近は、コントロールカラーと言ってカラータイプの化粧下地も多くあります。
毛穴などをフラットにする化粧下地とは違い、カラータイプは肌のくすみや赤みなどの悩みの解消にとても役に立ってくれる、お助けアイテムです。
通常の化粧下地の後に使う事も出来ますので、自分の肌に合わせて使いましょう。カラータイプはおよそ5色のカラータイプがあります。
- ピンク
薄いくまや、くすみをカバー。色白さんが使うことで血色良く見せてくれます。 - オレンジ
くすみが強めの(茶ぐすみ)タイプ、加齢によってめだつくすみやくま、たるみが気になっている方におすすめです。 - イエロー
色素沈着によるくすみが気になっている方。明るくカバーして健康的な肌色にととのえてくれます。 - グリーン
赤ら顔やニキビ跡の赤みに悩んでる方。赤の反対色であるグリーンで、赤みを目立たなくしてくれます。 - パープル
黄ぐすみで悩んでいる方。全体的に透明感を与えて肌色を整えます。
どれか1色に絞って使うのではなく、気になるところにそれぞれのカラーを乗せることで、全体の肌色を明るくする事が出来ます。
肌悩みに合わせて、何色か持っていると安心です。
ファンデーション
化粧下地やコントロールカラー部分的悩みをカバーすることが出来たら、ファンデーションを乗せていきます。
ファンデーションは肌全体の肌の色を補正したり、艶感やマット感など自分の理想肌に仕上げていきます。
昔に比べるととても多くの種類があります。また夏と冬では使うファンデーションの種類も変える事が理想です。
ファンデーションの種類
- パウダーファンデーション(脂性肌むき)
1番一般的なタイプですね。脂浮きを抑えるのに向いて粉タイプになります。 - エマルジョンファンデーション(混合肌・乾燥肌むき)
最近多くみられるのこのタイプです。リキッドと粉タイプの良いとこどりと言った感じですね。水に強くて保湿と化粧持ちがよいとされています。 - クリームファンデーション(乾燥肌むき)
伸びが良くて、保湿にすぐれています。伸びも良く化粧持ちも良いタイプです。 - リキッドファンデーションあ(乾燥肌むき)
クリームタイプとそれほど変わりはありません。保湿に優れていてこちらも伸びが良く、化粧持ちも良いとされています。
シミが気になるところには、コンシーラーを使ってさらに整えましょう。※パウダーファンデーションの場合は前に。リキッドやクリームファンデーションの場合は後に。
季節によって使い分ける
・夏向けのファンデーションとは?
日本の夏は、気温が高く湿度も高くなる国です。皮脂の分泌が増える季節になりますので、日焼け止めがしっかり配合されたファンデーションや、スポンジに水を含ませても使用できるタイプのファンデーションなどがおすすめです。
・冬向けのファンデーションとは?
冬の日本の気候は、乾燥する地域が多いので特に保湿成分がしっかり配合されたファンデーションがおすすめです。エマルジョンやクリームファンでなどは冬に向いています。
フェイスパウダー
フェイスパウダーには、『プレストタイプ』と『ルースタイプ』と言われる種類があります。
どちらがいいかは好みによると思いますが、それぞれの特徴を紹介します。
プレストタイプ
プレストタイプとは、粉を固形にしたタイプのフェイスパウダーを指します。
特徴は、マットに仕上げたい人陶器肌を目指したい人はこちらのタイプがおすすめです。透明感のある肌に仕上げます。
ルースタイプ
ルースタイプとは、粉上のフェイスパウダーを指します。
特徴は、パールを含んでいる事が多くツヤや光沢のある肌が好きな方におすすめです。透明感より立体感を出したい人向きです。
まとめ
ベースメイクは、『下地』『ファンデーション』『フェイスパウダー』の3つだけですが、それぞれをさらに細かく選ぶ事で、自分の理想の肌へと近づけることが出来ます。
ベースをしっかり作ったら、その後のポイントメイクの発色も良くなります。
特にカラーコントロールで、肌のくすみやクマなどはだいぶん補正できるので、積極的に取り入れて下さいね。
暑くなってきます!紫外線もしっかり対策しましょうね。