年齢を重ねる度に増えてくる肌の悩み・・。
その中でも「シミ」の悩みは多くの女性が抱えていますよね。若い時の自分を悔やんでいるのは私だけではないはず!
10代・20代の女性も油断大敵ですよ。いえ、むしろ若い今こそが大事なんです。
そしてシミにはいくつかの種類があり、“そばかす”や“肝斑” “老人性色素斑”と“炎症後色素沈着”です。
その中でも、早めの対処で有効的に防ぐ事が出来る『老人性色素斑』と『炎症後色素沈着』におすすめの化粧品選びをご紹介したいと思います。
Contents
老人性色素斑の見分け方
何とも嫌なネーミングの『老人性色素斑』は、年齢を重ねるとともに増えてくる典型的なシミです。
男女問わず現われて、主に頬の辺りに数ミリ単位のものから、数センチ単位のものまであります。
時間がたつにつれて濃ゆくなりやすいのも特徴で、とても厄介なシミですね!
ピンクローズ
ブルーローズ
炎症後色素沈着の見分け方
ニキビ跡や虫刺されなど、肌に何かしらのトラブルがあり、炎症を起こした後の肌は色素沈着を起こしてしまい、シミになる事があります。
赤っぽいものから、黒っぽいものまであります。
ピンクローズ
ブルーローズ
『老人性色素斑』と『炎症後色素沈着』に有効な成分って?
『老人性色素斑』と『炎症後色素沈着』のどちらにも共通するのが『メラニン』です。このメラニンの生成を邪魔する事がとても大事になります。
成分に注目してみよう!
ここで注目したいのが、美白における成分です。
まず、一般化粧品ではなく『薬用化粧品』に注目して下さい。
薬用化粧品として販売されているものには、有効成分が配合され、医薬部外品として認められている化粧品となります。
- エナジーシグナルAMP
メラニンの排出を促進 - リノール酸S
メラニンの排出を促進・チロシナーゼ(メラサイトが持っている酵素)の分解 - エラグ酸
チロシナーゼの活性を阻害 - 4MSK
チロシナーゼの活性を阻害 - m-トラネキサム酸
抗炎症・メラニン生成の支持を阻止 - ビタミンC誘導体
メラニンの生成を抑制・還元 チロシナーゼの活性を阻害 - アルブチン
チロシナーゼの活性を阻害 - コウジ酸
チロシナーゼの活性を阻害 - マグノリグナン
チロシナーゼの成熟を阻害 - ルシノール
チロシナーゼの活性を阻害 - カモミラET
抗炎症・メラニンの生成指令の阻止
などの成分が配合された、『薬用美白化粧品』を積極的に使ってみて下さいね。
シミのメカニズムや、種類については知りたい方はこちらの記事もおすすめ
おすすめのお手入れ法!
『老人性色素斑』と『炎症後色素沈着』などのメラニン型のシミには、美白成分配合の化粧品を使うことで、初期のメラニンを抑制することが期待できます。
温めることでより効果的に!
肌を温めてあげることで、血行がよくなり有効成分が浸透しやすくなります。
入浴の後や、ホットタオルなどで肌をしっかり温めてから、有効成分配合の美容液などを塗るのがおすすめです。
角質の除去なども行ってから、美容液を使うとより肌への浸透が期待できます。
落としきれない汚れや角質は、美顔器をうまく利用してみてね
ハンドプレスをプラスして!
美容液などを、使用量よりも若干多めに手に取り、特に気になる部分に馴染ませるように塗ります。
この時、美容液を塗った部分に手のひらを置き、5秒ほどやさしく『ハンドプレス』してみて下さい。
さらに手のひらをこすってしっかり温めてから、『ハンドプレス』するとより効果的です。
シミは先手必勝!
紫外線によるメラニンの生成や、炎症跡によって出来たシミには、美白成分配合の薬用化粧品を使用することで、濃ゆくなるのを防ぐ事が期待できます。
特に『老人性色素斑』は、肌に現れはじめのごく初期ものには、有効的ですので見逃さないのが大事です。すっかり濃ゆくなってしまったシミの場合には、化粧品では間に合わなくなってしまいます。その場合、サロンなどでのレーザー治療などに頼るしかなくなるかも知れません。
『炎症後色素沈着』も、傷自体が収まったら、肌の状態を確認しながら抗炎症作用のある、薬用美白化粧品を使ってみて下さい。
まとめ
メラニンの蓄積は、紫外線を受けやすい若いうちから、徐々に始まっています。
早いうちから、メラニンを抑制する成分に注目して、普段のスキンケアに取り入れることが、とてもとても大事です。
美白成分配合の薬用化粧品も、今のうちからスキンケアのマストアイテムとして、取り入れてみて下さいね。
紫外線の影響を受けやすい、春~夏はしっかり紫外線対策をすることも大事です。
そして秋以降は、紫外線の影響を受けた肌のお手入れを念入りに行いましょう。スペシャルケアで集中的に『シミの元』にアプローチするのも大事ですよー!
年齢を感じさせない、クリアな肌を目指しましょう。