美肌は顔だけに向けられる事ではありません。全身の健康的な肌を目指すことで、顔も体も美肌へと変わっていきます。
美肌を目指すには、外からのアプローチだけでは成立しません。細胞を作り上げる様々な内側からのアプローチをしてあげることが美肌と体の健康に役立ちます。
『睡眠・入浴・食事・運動』などの生活習慣を整えることが大事です。
今回は『睡眠・入浴』のおすすめの習慣を紹介していきます。
体の内側からアプローチ!生活習慣の見直しで美肌を手に入れよう【食事・運動編】
理想的な睡眠とは?
実は、美肌の近道が睡眠と言われているんです。
睡眠には、『深い眠りのノンレム睡眠』と『浅めの眠りのレム睡眠』があります。
眠り始めは、ノンレム睡眠の深い眠りになりその後レム睡眠の浅めの眠りへと移動していきます。この2つを合わせて大体90分くらいとなっています。
ノンレム睡眠・レム睡眠、合わせて90分を1セットするのが理想的な睡眠と言われています。
睡眠の効果
睡眠は美肌にとても深く関わっています。
それは、睡眠中に分泌される『成長ホルモン』にあります。成長ホルモンと聞くと、10代の成長期ど真ん中の中の子供たちにだけに必要なイメージがありますが、実は若さの源なんです!
成長ホルモンには、『美人ホルモン』と言う別名もあるんですよ~(^^♪ 食事でとった栄養を吸収し細胞が活性化するのは、この『成長ホルモン』の働きによるものです。
特にノンレム睡眠の中でも、特に深い眠りに落ちる睡眠の3時間後に特に分泌されると言われています。
深い深い上質の睡眠に入れる事が、美肌への近道なんです。
上質な睡眠につくためには?
現代は睡眠障害と言われる方も多くなっています。眠れない・・という悩みを持っている方が多いですね。
睡眠に入るまでの準備を整えてみませんか?
- 照明の工夫
明るくないと眠れないと言われる方もたまにいますが、強い明りは睡眠を安定させる事の妨げになります。睡眠時の照明は暗くすることをお勧めます。 - 香りによるリラックス効果
リラックス効果のあるアロマオイルは睡眠にいい影響を与えます。ラベンダーやマンダリン・カモミールなどがお勧めです。 - カフェインレスの飲み物を
寝る前にカフェイン入りの飲み物を飲むと眠りに入りにくくなりますね。気を付けている方も多いと思いますが、コーヒーだけではなく、紅茶や緑茶にもカフェインは含まれているので気を付けましょう! - 携帯やタブレットをベットに持ち込まない
携帯やタブレット・パソコンからは『ブルーライト』が出ています。ブルーライトには睡眠を安定させる働きのある、『メラトニン』の分泌を妨げる事が分かっています。
ベットへの持ち込みはやめましょう。
入浴による美肌効果とは?
入浴は、肌を清潔に保つために欠かせないものです。特に私たち日本人は入浴が好きな国民ですね。
入浴には、肌を清潔に保つだけでなく『疲労回復』『リラックス効果』など心身に大きな効果があります。
入浴が体に与える効果
体が温まる事によって血行促進、新陳代謝が活発になる事も期待できます。体を支える筋肉も緊張から解放されてリラックス出来ます。
また、自律神経のバランスも整える事が出来ます。
自律神経のバランスが崩れると体に様々な悪影響を与えるため、入浴は体の内側からのケアにとても重要な事が分かります。
おすすめの入浴とは?
熱めのお湯にもぬるめのお湯にもいいところがあります。
好みは分かれると思いますが、自分の体の状態に合わせて温度を変えるとより効果的な入浴が出来ます。
- 熱めのお湯(41℃以上)
熱めのお湯は、交感神経((※1)の働きを高め、神経を覚醒させてくれます。
シャキッと寝覚める事に役にたつので、朝のシャワーなどは高めの温度で浴びるとスッキリ目が覚める事が出来ます。就寝前には熱めの入浴は向いていないので、夜に熱めに入りたいときは就寝の2~3時間前までに済ませましょう。
※1交感神経は興奮状態・緊張状態の時に働く神経です。 - ぬるめのお湯(38℃~40℃)
ぬるめのお湯には副交感神経(※2)の働きを高めてリラックスできます。
20分以上浸かることで、血液の循環が良くなり酸素と栄養を体中に行きわたらせることが事が出来ます。
※2副交感神経はリラックスしている時に働く神経
交感神経と副交感神経を刺激して、自律神経のバランスを整える事は体にもお肌にもとても大事な事です。
まとめ
毎日の何気ない生活をちょっと見直してみると、意外と改善点が見つかったりします。
睡眠のもたらす肌への影響はとても重要な事もわかりましたね!入浴も体をリセットさせるためにとても重要です。
ひとつずつ実行に移して行くと、体の調子や肌の調子が変わってくるはずです。
最近お肌の調子が悪いな~と実感している方がいたら参考にしてみて下さいね!